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コーチングフェア2009の事例発表

皆さん、こんにちは。

三友学習塾の関端です。

去る38()に「コーチングフェア2009」が群馬会館で行われました。

その中でコーチング活用の事例を発表させていただきました。

下記がその時の内容です。

(1)コーチングをどういうところで使っていましたか?

二つあります。

一つ目は、自分が経営している学習塾の目的や使命を、コーチングを使って、はっきりさせました。目的としては、①確かな学力をつける、②お互いに認め合う、③自立心を育てる、使命は「地域のお役に立ち、共に成長する学習塾」を目指すことにしました。

二つ目は、学習塾での生徒さんとの対応にタイプ分けなどのコーチングの考え方や、聞く・認める・質問するなどのコーチングのスキルを取り入れたことです。

(2)具体的には、どんなことをしましたか?

学習塾の目的や使命にもとづいて、生徒さんの自立心ややる気を引き出すために、授業の始まる前や終った後などに生徒さんの話をよく聞き、一人一人を認め、相手から引き出す質問をしました。そして生徒さんが自ら課題を設定して家庭での学習につなぎ、成績アップをするような仕組みづくりもしました。

他にも、学習塾で開発したコーチングの手法を取り入れた「絵本つくり教室」で生徒さんの想像力や夢を引き出し、また、保護者の方にコーチングを身につけていただくために「コーチング教室」を開催しました。

(3)その結果として、どうなりましたか?

学習塾の目的や使命がはっきりすることによって塾の方向が定まり、経営者としての迷いや悩みも減りました。保護者の方や生徒さんとの対応も、よりうまく行くようになりました。現在の学習塾は経営者である自分が望むような独自の塾になり、生徒さんはさらに自主的に学び、成果を出しています。

県内の新聞などでコーチングの塾への導入や「絵本つくり教室」が紹介され、「絵本つくり教室」は県内外で100回近く開催され、平成18年度「ぐんまのおすすめサービス知事賞」を受賞しました。

(4)今後は、コーチングをどのように活用していきたいですか?

三つあります。

一つ目は、学力を上げることや試験に合格することはもちろんですが、そのためだけの学習塾ではなくて、生徒さん一人一人が一生学び続ける力を持てる塾にするために。

二つ目は、生徒さん一人一人がイキイキして元気になり、それによって大人も地域も明るく元気になれるよう少しでも貢献するために。

三つめは、「絵本つくり教室」をさらに広め、想像力や発想力や夢などをどんどん引き出していくために。以上の三つのためにコーチングを活用していきたいと思います。

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